アトピー性皮膚炎


アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎はかゆみのある湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。アトピー性皮膚炎では皮膚のバリア機能が低下しているため、外からの様々な刺激や乾燥などに弱くなります。また、アトピー性皮膚炎ではかゆみを感じる神経が皮膚の表面まで伸び、かゆみを感じやすい状態となっています。かゆみがあるから掻くことを繰り返すことで、さらにバリア機能が低下するという悪循環に陥ってしまいます。関節部に軽いものだけの人もいれば、全身に重度の湿疹が広がる人もいます。

アトピー性皮膚炎を悪化させるもの

アトピー性皮膚炎を悪化させるものは、以下のような様々なものが挙げられます。また、これらが重なり合って起こることが多いです。そのため治療の際にはこれら原因を除去することも重要となります。

  • ダニ

  • カビ

  • ペット

  • ストレス

アトピー性皮膚炎の検査と診断

アトピー性皮膚炎ではアレルゲンを血液検査で調べることができます。特異的IgE抗体検査やTARC値を測定します。特異的IgE抗体検査を行うことにより、ダニやカビ、ペットなど、アレルゲンがどのように関わっているかを判定することができます。また、TARC値からはアトピー性皮膚炎の重症度、その時の状態を判定することができます。

アトピー性皮膚炎の診断には、国内外で様々な診断基準が用いられています。その一例として、英国のガイドラインや世界的な疫学研究で使用されているUKWP(The U.K. Working Party)の診断基準を紹介します。

UKWPの診断基準

大基準(1)と3項目以上の小基準(2)を満たすものをアトピー性皮膚炎と診断する。

(1) 皮膚がかゆい状態である。または、両親から子どもが皮膚を引っかいたり、こすったりしているという報告がある。

(2)

  • これまでに肘の内側、膝の裏、足首の前、首のまわり(9歳以下は頬を含む)のどこかに皮膚のかゆい状態がでたことがある。

  • 喘息や花粉症の既往がある。または、一等親以内に喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の既往がある。

  • 過去12か月の間に全身の皮膚乾燥の既往がある。

  • 関節の内側の湿疹(3歳以下は頬・おでこ・四肢外側を含む)が確認できる。

  • 1歳以下で発症している(3歳以下にこの基準を使わない)

アトピー性皮膚炎の治療

湿疹が全くない状態にすることを目指します。アトピー性皮膚炎の治療はスキンケア、薬物療法、悪化要因の対策の3つが治療の基本となります。正しい治療を行うことで症状をコントロールできれば、湿疹などの症状が出ない状態にすることができます。

① 保湿剤外用によるスキンケア

② かゆみが強い場合には痒みに対して抗ヒスタミン薬の内服

③ 炎症を起こしている湿疹に対してはステロイド外用薬やタクロリムス軟膏を塗布する。

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びやじま内科医院・大島駅前ではアトピー性皮膚炎の検査、治療の相談に応じています。必要に応じて、皮膚科専門医や病院をご紹介致します。お気軽にご相談ください。

びやじま内科医院・大島駅前 〒136-0072 東京都江東区大島5-36-7 白石ビル2階 

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